大吟醸のこうじ。早くお酒にならないかな。 |
昨日の夕方、日光の友達から、
「片山酒造で今年のしぼりが始まるらしいよ!」
と連絡をもらう。
初しぼり!
魅力的な響きに抗えず、
というかつられるままに行くこと決定ヾ(*´∀`*)ノ
問題は起きられるか、ってことなんだけど。
午後までやってるみたいだから、大丈夫かな?
朝はなんとか早起きに成功 (・`ω´・);
午前中の用事を済ませ、日光は今市の片山酒造へ!
お店はどこかな?あった!
片山酒造
http://www.kashiwazakari.com/
「あの、今日絞りが見学できるって聞いたんですけど…」
「大丈夫ですよ、こちらへどうぞ」
お店のお姉さんがにっこりして案内してくれたのが
お酒を作っているところ。
「スリッパに履き替えて奥へどうぞ」
わー、タンクいっぱい。
ずんずん入って振り返ったところ。
入口が向こうに小さく見えます。
左側のタンクは、今使っていないんだって。
右側のタンクが今まさにお酒を作っているタンク。
今日は、このタンクの中身を絞っています。
白いパイプで中身を吸い上げるんだって。
毎日温度管理を行って、やっとこの日を迎えます。
佐瀬式の搾り機。
今、佐瀬式の搾り機を使っているところは本当に少なくなっている。
新しい搾り機は、早いし量も絞れるけれど雑味が出てしまうそう。
「うちみたいな小さな蔵は、こういうところで大手にできない差別化をしているんです」
とのこと。
なんだか渋くてカッコイイね。
送られてきたタンクの中身が、ホースの先の金具部分から出てきて
そいつを袋に詰めて船に並べると、しばらくは自重でお酒が絞り出されてくるらしい。
出てこなくなったら、つってある四角い板でプレスするんだって。
朝からの作業分が、既に船4段分として並べられていました。
搾りだされる先はこんな感じ。
酒粕もちょっぴり出てきています。
袋が、老朽化で破けたりちゃんと閉まってなかったりして、
一緒に出てきちゃうことがあるんだって。
できたてしぼりたての、原酒です!
お店の方がコップに入れてくれました。
「飲んでみてください!」
「うう、私ってば車なんですう~」(´・ω・`)ショボン。
しょうがないので匂いだけ。
いい香り!なんだか洋ナシとかマスカットみたいな香りです。
飲んでみたいなあ。
しばらくすると、残りの分の袋詰め作業が始まりました。
二人でどんどん袋詰めして、船に並べていきます。
後ろから見るとこんな感じ。
けっこう高い。
日光の友達ともたまたま遭遇。
いいなあ試飲。
大吟醸の麹も見せてくれました。
明日が仕込みだそうです。
お酒になるのは3月ごろなんだって。
ちょっと食べてみた。
あんまりおいしくなかった。
「大吟醸の麹は、あんまり美味しくないです」
だって。
帰り際、相方へのお土産に純米吟醸を一本購入。
次は相方も来られるといいね。
お店のお姉さんが
「大吟醸の搾りにもぜひいらしてください」
とにっこり。
「ぜひ、伺います!」
と私。嬉しいな。
今日しぼったお酒は、このあと澱を沈めて上澄みを瓶詰めして
生原酒 素顔 として店頭に並ぶそう。
2月の半ば頃だって。楽しみ!